でんぷんLog

すべてはおもいつき

CRCK/LCKSがすべてにおいてちょうどいい問題

最近、知り合いのバンドマンが新しいバンド始めたのね。

 

前のバンドは演奏も曲も良くて売れそうだなぁと思ってたんだけど活動休止という名の解散になってしまい。

 

そして新しくメンバー集めて活動しだして、Twitterで「曲を聴いてくれ!」ってリハ動画をUPしてるのね。

 

 

 

 

うん

 

 

重い

 

 

 

いや、なんだろう曲とか演奏はいいと思うの、けどね

 

 

歌ってる内容が「生きるとは?」とか「愛するとは?」とか。

 

なんなら「人生」とか。

 

 

いや、いいと思うの何を歌おうが。お気に入りのキャバ嬢が振り向いてくれないとかでも。

 

 

でもねー

 

 

重い

 

 

風邪ひいて食欲ないのに極厚ステーキ食べさせようとしてくるみたいな

 

これから彼女と高級フレンチでディナーなのに二郎食べさせようとしてくるみたいな

 

あとTwitterでのつぶやきも重い。

 

「こいつは最高のメンバーだぜ!」みたいなツイートとか

 

「今日も命をかけて歌う」とか

 

「過去は戻ってこない。前を向かないと」とか

 

 

重い重い重い重い

 

 

でもなぜかハッシュタグはすげーつけるの。ハッシュタグで一文作れてますよぐらい。

 

「#邦ロック好きと繋がりたい」

 

 

繋がってどうすんの?乱交パーティすんの?

 

 

 

あー精神が完全に胃もたれ。何もせずに横になりたい・・・

 

 

そんな時はCRCK/LCKS(以下クラクラ)が聞きたくなるね。

 

 

・そもそもCRCK/LCKSとは?

 

小西遼(sax, key, vocoder,etc)
小田朋美(vocal,keyboards)
井上銘(guitar)
越智俊介(bass)
石若駿(drums)


2015年初頭にアメリカへの音楽留学から帰ってきた小西遼を中心に同年4月に結成。
2016年4月20日1stEP『CRCK/LCKS』をリリース。同年6 月にリリースツアーを行う。
2017年7月5日2nd EP となる『Lighter』をリリース。
2017年7月7日札幌シティジャズ出演。
2017年8月20日サマーソニック2017 出演。
2017年9月に『Lighter』リリースツアーを行う。9 月30 日表参道Wall&Wallでのツアーファイナルはソールドアウトとなる。
2018年2月 アイドルユニットNegicco の”SPRING 2018 TOUR ~あなたの街に花束を~ ” にてライブサポートとして参加、同年5月にこの時のライブを収録したアルバム『Live at UMEDA CLUB QUATTRO, LIQUIDROOM』がリリース。
2018年6月リリースのNegiccoアルバム『My Color』にゲスト参加。
2018年7月11日3rdEP『Double Rift』リリース。同年7月15日に新宿Marzにて行われたリリースライブはチケットソールドアウト。
2018年9月24日からリリースツアーを行う。9月30日WWWXにて行われるツアーファイナルはソールドアウト。
2018年10月13日、Negicco主催のイベント、ネギフェスに出演。

 

youtu.be

youtu.be

 

さくさくっとこのあたり聞いてもらいたいのですが。

 

 

今日はガッツリいきたいときも

 

あっさり系でいきたいときも

 

小腹がすいたときも

 

甘いものがいいときも

 

 

全天候対応の付け入る隙なし

 

わかっていただけますか?

 

 

だいたい精神が死にかけてる時って音楽聞くのしんどい、ちょっと頑張っても「聞くぞ!」って気合い入れないと聞けない(個人の感想です)

 

でもクラクラはさらっと聞けるんですよねー。

 

 

・努力してない感

 

これすごい失礼な言い方だと思うんですけど、クラクラの作品って努力して作った感じがしないんですよね。

 

 

もちろん色々と考えたり悩んだりして作られてるとはわかってるのですが

 

なんかそういう「努力感」をいい意味で感じさせないんですよね。

 

 

メンバー1「こういう曲作るお。アレンジ頼むお」

 

他メンバー「かしこま」

 

ー後日

 

他メンバー「出来たお」

 

メンバー1「最高かよwww」

 

 

みたいな、さらさらさらーって作られてると思ってる。

 

いや実際はすごい大変だと思うけど、そういうのは完全に隠しきっててサラリと聞かせる。

 

で、聞いてるうちにこのバンドのすごさがよくわかる。

 

 

 

「技術はマナー」昔教わった時はピンときませんでしたが今ならわかる。

 

マナーは思いやり、クラクラの音楽は思いやりにあふれてる。

 

 

 

 

まあ「音楽は技術じゃねえ、ハートだ」とか「ただ練習したくない」とか「演奏が出来ない自分からの自己逃避」な皆さんにはわからないでしょう。

 

まあ練習するもしないも自分自身。自己責任。勝手にすればいいと思う。

 

その場合、外に出て来ないで欲しい。音楽があふれるこの世界で正義のないノイズ生むなや。その時間あったら就活しろ。金を稼げ。シフト削られてるなら、かけもちしろ。金を稼げ。納税しろ。家に金を入れろ。心のお薬飲む一歩前まで働け。親が死んだ後を考えろ。相続税の勉強しとけ。万が一のために貯金しろ。今すぐ今の生活やめて働け。限界ギリまで働け。いい加減現実見ろ。心のお薬飲む一歩前まで働け。

 

 

それでもクラクラは聞ける。