でんぷんLog

すべてはおもいつき

別にバンド売れなくてもよくね?

「ライブ来てくださいメール」が来なくなりだして、どれぐらいたつんだろう・・・

 

もう10年以上前、まだガラケーでLINEなんてなかった頃。

結構ライブ頑張ってたので知り合いが増えました。

 

そうすると連絡先を交換したりマイミクになったりして

 

そして送られてくる

 

「ライブ来てくださいメール」(または告知)な。

 

とにかくその頃はメールの題名が「ライブ」関連(「来てください!」「告知!」「お知らせ!」など)

そして安定の一括送信な。

未読メールがすごいことになってた。

 

たまに個別で来たけどあれ送るの超めんどい。やったからわかる。間違えて同じ人に2回送るというあるある。

 

そして返信しないと来なくなり(それでも送ってくる人は来る)そのままサヨナラだ。

 

みんながLINEを使うようになって、電話帳そのままでLINEが友達にしちゃうから「誰?」状態で、やっと思い出したら大体みんなアイコンは子供の写真かアニメキャラな。

君が幸せなら世界は平和だ。

 

好きなバンドはよく見に行ってて「いつも来てくれるから今度は行くよ!」って言われるのがすごい嫌だった。

好きだから行くだけであって「対価」は求めてなかった。

これは本当に神に誓える。

なぜなら僕は自分がその時やってた事に自信がなかったから。

来てもらうの申し訳ないなーと思ってた。

 

なので来てくれたら一杯奢るようにしたかったけど、お金あったり無かったりで出来たり出来なかったりだ。

 

これが10年以上前の僕の周りの話。この頃知り合って今もバンド続けてるのは僕の周りだと4組ぐらいしか思いつかない。

しかもみんなメンバーチェンジや活動休止期間を経てだ。僕がやってるバンドだってそうだ。

 

 

27歳から30歳までが僕のバンドマン人生の第1ピークだと思う。その時に知り合って辞めてしまったり解散したりもちろんあるけど、続けてる人たちだって多い。

 

そんな人たちの活動を見ながら、僕は歯ぎしりしながら前職時代を泳いでいた。

 

10年前に知り合った人たちと6年前に知り合った人たちは何が違うんだろう?

 

ここからは自分なりの考えなので読んでくれる人(いない)は「その考えちゃうわ!」ってなるかもだけど、あくまで一個人の一考なのでどうか怒らないで欲しい。

 

個人的に10年前にバンドやってた時は「売れない=死ぬ」みたいなピリピリとした空気が強かったように思う(今がピリピリしてないという意味でなく)

 

あの頃はYouTubeSNSがそんなに発達してなかったから「来てくれる人たちにどれだけ覚えてもらうか?」に意識が集中していたように思う。

 

それはライブ中だけではなく、ライブが終わったら役割分担で機材を片付けるメンバー、アンケートを書いてもらうメンバー、物販に立つメンバー。

終わった後も「覚えてもらう、知ってもらう」ためにやる事はたくさんある。

 

これらは今も普通にあるけど、あの時の方が必死だったと思う。

もちろんやってないバンド達もいたけど、少ない方だったと思う。僕もだけど。終わって速攻飲んでたけど。

 

もちろん今もそういうのはとても大事なんだけど、今は気になってもらえたらYouTubeなんかで「アフターフォロー」が出来る。

音源がなくてもYouTubeに動画があればOKだ。

 

あの頃は頑張ってHPで視聴できたらすごい!で「音源無いんですか?」「作りたいんですけどー」で終わっていつ出来るのかな?って思ってた解散してたりが普通だった。

 

「あの頃は良かった」は言うつもりないし、バンドやるなら今の方が絶対やりやすいと思う。

バンドマン達を苦しめていた「ノルマ問題」だって今は探せばノルマ無しでいいよってライブハウスもあるし、何もライブハウスにこだわらなくてもいいし。

 

「時間がなくてスタジオに入れない!新曲合わせられない!」って時もスマホで録音してさくっとデータ送れるし。

 

「いつスタジオ入れる?誘われたライブどうする?」ってのはLINEのグループトークで済む。

 

ライブの告知だってSNSで発信しちゃえばいい(これは一長一短だと思うけど)

 

なので今は「やりやすい環境を自分たちで選べる、作れる時代」なのだ。

 

もちろんこれらを「やる・やらない」はその人の自由。LINE送っても既読スルーだったり、データ送っても聞いてない、練習してこないってのはよくある話。

 

でも、こういう環境が10年前もあったら解散したりやめた人たちもまだ音楽続けてたのかな?とも思う。

 

あの頃のバンド辞める理由の2大巨頭って「就職」と「結婚(だいたい授かり婚」だったと思うのですが。

 

 

ライブハウスを紹介してくれた先輩は、子供が出来て奥さんの実家に引っ越した

 

いつもアドバイスくれる先輩は家業を継ぐ為に実家に帰った

 

ワンマンライブを売り切っちゃう後輩は家族を養うために就職した

 

ライブでいつも「死ね」だの「殺す」だの言ってたあいつは今は農家になってサツマイモ育ててる

 

でも今、わからんけど色々落ち着いた今なら

 

無理せず、息抜き程度にやって欲しいなぁと思う。

 

僕はまたあなたの演奏が聞きたいよ。

 

 

 

 

 

すべてのバンドマンと元バンドマンみーんな幸せになーれ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ、でもちょっと人気あるからって女抱きまくってるバンドマンは別な?

こちとらバンドマン名乗りながらライブなんてぜーんぜんやんねぇアイドルの握手会ばっか行ってるセカンド童貞30代フリーター相手にしてんだぞ?

なにこれ役満?麻雀まったくわからないけど切るとこしかなくない?

ちょっと女の子紹介してあげて?見つめ合うと素直におしゃべりできないやつばっかだけど?その前に見つめてもらえないと思うけど?

たしかに握手会でもほぼ話かけられないみたいだから、あっちから話しかけてもらうんだって。で、喜んでんの。そりゃだって商売ですもん。しかも何が心配って「推し」っていうの?それの年齢がどんどん下がってくのな。中学生だよ?いやいいんだよ好きなんでしょ?でも自分の社会的なスペック考えような?実家に金入れろって言われたってなんで不機嫌になる?年齢考えような?忙しくて時間がないってお前バイト週4だってな?そりゃお金無いよ?フリーターは時間売ってなんぼですからね?

資格取ったりしようか?勉強する時間が無い?酒飲む時間はあるのに?

偉そうに「今の音楽はー」とか立ち飲み屋で話すなら努力しようね?ライブするとかYouTubeでカバー動画あげるとか?しないもんね?無駄な完璧主義だもんね?

もう知らんわほんとにしらんしらんしらーん。

 

 

 

 

なんの話だっけ?